2006年の11月にエイドリアンに誘われて、それからトランジションにはまっているの。そのときはまだルイスに引っ越してきて3ヶ月だったけど、それがきっかけで本当にこの町が好きになったわ。これまでロンドンに12年、ブライトンに5年住んだけど、私は南アフリカ生まれのユダヤ系というマイノリティに属するせいか、どこもここは自分の町だという気がしなかったのね。ルイスの人びとは異文化や新しいものにオープンで理解があるし、私もすっかり地元に馴染んでいるの。そういう意味で、トランジションにはぴったりの文化というか土地柄だったんでしょうね。
(写真上:ルイスポンドで支払いのできるパブ)
どうしてそんなに早く広がってお披露目に至ったかって?プレスリリースがコツかしら。地元の新聞が協力的だったし、それ以外にもニュースレターを発行したりして積極的に広報したから。
あと、映画やイベントに参加した人には毎回アイデアを書き出してもらって、たとえば「役所がすること」「私ができること」みたいなノートを張ってもらうのね。もちろん連絡先もきちんと管理しておいて、後日フォローアップやサジェスチョンをして上手に人を巻き込んでいったの。 特に力を入れたのは「スキルの再習得」イベントで退職者とか時間のある人を誘ったことね。小さくてもいいからアクションを続けていくことが大事じゃなかしら。
チャレンジ?お金が課題でしょうね。今は誰も給料をもらっていなくて、イベントごとに助成金があれば多少の謝金を払うくらいだけど、将来的にはこのやり方はどうかしらね。ただ、使い方については透明性が大事で、情報をきちんと共有したりフィードバックすることに気をつけるべきでしょう。
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